慶英会 トップへ

智辯学園奈良カレッジ高等部の英語提案|費用・実現性を問われたときの独自6課題【全訳・解説】

慶英会塾長のプロフィール写真

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介

最大1か月完全無料体験・学習相談(Web)|公式LINEで相談|料金・無料体験の条件

慶英会塾長のプロフィール写真

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介

最大1か月完全無料体験・学習相談(Web)|公式LINEで相談|料金・無料体験の条件

「英語の提案原稿はできたのに、費用は? 誰が管理するの? と聞かれると止まる」。智辯学園奈良カレッジ高等部で英語発表に取り組む生徒と保護者の方へ、提案の実現性を短い英語で説明する6課題を用意しました。数字の計算だけでなく、費用に含めたもの、まだ調べていないこと、実施に必要な条件を言い分けます。

本記事は慶英会の独自教材です。学校や企業の実際の課題・質問・採点表を再現したものではありません。学校の課題にそのまま提出する原稿ではなく、自分の提案を点検する練習として利用してください。

公式に確認できたのは、2023年の高2の実施記録です

学校公式の「高2 シンガポールオンラインセッション」(2023年3月28日)は、高等部2年生がシンガポールの企業と連携し、班ごとの課題への解決策をオンラインで英語発表したと報告しています。準備期間には助言を受ける機会があり、最終発表では企業側との質疑応答が行われました。

これは過年度の活動記録です。2026年度の全員必修、対象学年、提携先、発表テーマ、実施日を保証するものではありません。本記事の傘貸出案や金額は、その公式活動で使われたものではありません。学校資料の確認日:2026年11月4日。

中1・中2の基礎的な交流会話を練習したい場合は、既存の英語発表・国際交流36問を先に利用できます。今回は高校段階を主な対象に、提案の費用・管理・リスクについて質問された場面に絞ります。

共通資料:架空の「校内傘貸出」を提案する

以下の設定・金額・人数はすべて学習用の架空データです。実在校の予算、商品の販売価格、企業の見積り、利用実績ではありません。購入や校内活動の開始を勧めるものでもありません。

設定:ある架空の学校で、生徒の班が雨の日の傘貸出を提案します。計画では傘12本を用意し、1本300円と仮定します。番号ラベルは合計400円。教材上の予算上限は5,000円です。置き場所と傘立てを使えるか、学校の許可はまだ確認していません。借りた傘は次の登校日に返す案です。

班は12人に尋ね、9人が「使ってみたい」と答えたと設定します。まだ実際の貸出は行っていません。確認作業には1日10分、週5日かかると仮定し、2人で均等に分担する案です。これらは試行前の仮定で、実測ではありません。

独自の提案原稿:
We propose an umbrella loan service at school. We plan to buy twelve umbrellas at 300 yen each. Number labels would cost 400 yen in total. Our budget limit is 5,000 yen. Nine of the twelve students we asked said they would like to try the service. We have not run a trial yet. We also need to check whether we can use a storage space and an umbrella stand.

全訳:校内での傘貸出サービスを提案します。1本300円の傘を12本買う計画です。番号ラベルは合計400円かかる想定です。予算上限は5,000円です。質問した12人のうち9人が、サービスを試してみたいと答えました。まだ試行は行っていません。また、保管場所と傘立てを使えるかを確認する必要があります。

語句:propose=提案する/loan=貸出/each=それぞれ、1本につき/in total=合計で/budget limit=予算上限/trial=試行/storage space=保管場所。would costはこの計画の想定費用を表しており、支払い済みという意味ではありません。

課題1|「全部でいくら?」に、含むものと含まないものを答える

質問:How much would the initial purchase cost, and what does that amount include?
和訳:最初の購入費はいくらになる想定で、その金額には何が含まれますか。

課題:資料から計算できる購入費を答え、まだ金額を出せない項目も一つ挙げてください。英語2〜3文を目安にします。

解答例:The umbrellas and labels would cost 4,000 yen in total. This covers twelve umbrellas and the number labels. It does not include a new umbrella stand.
和訳:傘とラベルは合計4,000円かかる想定です。これには傘12本と番号ラベルが含まれます。新しい傘立ては含まれていません。

解説:12×300+400=4,000円です。予算上限5,000円は支出額ではありません。傘立てを借りられなければ追加費用が必要になる可能性がありますが、資料に価格がないため勝手な金額を足しません。初回購入費と、実施に必要な全費用を同一視しない練習です。

課題2|興味がある人数と、実際に利用する人数を分ける

質問:How do you know students will use the service?
和訳:生徒がそのサービスを利用すると、どうして分かるのですか。

課題:次のA・Bのうち資料に合う回答を選び、理由を日本語で説明してください。

A: All students will use it because nine students liked the idea.
和訳:9人の生徒が案を気に入ったので、全生徒が利用します。
B: Nine of the twelve students we asked showed interest, but we do not know how many will actually use it.
和訳:質問した12人のうち9人が関心を示しましたが、実際に何人が利用するかは分かりません。

解答:B。調査対象12人のうち9人が関心を示した設定で、全校生徒の利用を確定するデータではありません。また、「試してみたい」と「実際に借りた」は違います。

続ける一文の例:We would like to check actual use in a small trial, with the school’s permission.
和訳:学校の許可を得て、小規模な試行で実際の利用を確認したいと考えています。

解説:質問に答えるため、未実施の調査や成果を作る必要はありません。今ある根拠と、その限界を述べ、次にどう確かめるかを示します。9÷12=75%と計算できても、「全校の75%が使う」と置き換えることはできません。

課題3|作業時間を、1日・1週間・1人で混同しない

質問:Who will check the umbrellas, and how much time would each person need?
和訳:誰が傘を確認し、1人当たりどのくらいの時間が必要になる想定ですか。

課題:1日10分、週5日、2人で均等に分担する仮定から、週の合計時間と1人当たりの時間を求め、英語で答えてください。

解答例:We estimate fifty minutes of checking work per week in total. If two students shared the work equally, each would spend about twenty-five minutes per week. We need a trial to check this estimate.
和訳:確認作業は週に合計50分と見積もっています。2人の生徒で均等に分担するなら、1人当たり週に約25分になります。この見積りを確かめるために試行が必要です。

解説:10×5=50分、50÷2=25分です。per weekは「1週間当たり」。2人が同時に毎日10分作業する設定ではなく、班の合計作業量を分ける設定です。実際の当番表を作る際には日ごとの割り振り、欠席時の対応、授業との両立も確認します。ここでの25分は、実測した負担時間ではありません。

課題4|予備費があるから安心、と言い切らない

追加条件:初回購入4,000円のあと、教材上の予算には1,000円残っています。仮に傘が3本失われ、同じ1本300円で買い足すとします。それ以外の支出はないものとして計算してください。

質問:What would happen to the remaining budget if you replaced three umbrellas?
和訳:傘を3本買い直すと、残りの予算はどうなりますか。

解答例:Replacing three umbrellas would cost 900 yen. Only 100 yen would remain. That would leave very little money for other expenses.
和訳:傘を3本買い直すと900円かかります。100円しか残りません。それでは、ほかの費用に使えるお金がほとんど残らないことになります。

解説:3×300=900円、1,000−900=100円です。3本失われる確率や実際の紛失数は資料から分かりません。これは条件を置いた試算です。wouldを使って、すでに起きた事実や確実な未来と区別します。

提案の修正例:We should review the plan before spending the whole budget.
和訳:予算を全部使う前に、計画を見直すべきです。
この教材では、弁償金や預り金を導入する約束はしません。学校の規則や利用者への説明が必要な事項を、生徒の判断だけで確定しないためです。

課題5|答えがない質問に、作り話をせず対応する

質問:Has the school agreed to provide a storage space?
和訳:学校は保管場所を提供することに同意していますか。

課題:未確認という状態を伝え、次の確認事項を添えてください。学校の承認を得たことにしてはいけません。

解答例:We have not confirmed that yet. We need to ask the school whether a suitable space is available before we start.
和訳:それはまだ確認していません。始める前に、適切な場所が利用できるか学校に尋ねる必要があります。

解説:have not confirmed … yetは「まだ確認していない」です。承認を得ていないことと、拒否されたことも異なります。No, the school refused.(いいえ、学校は拒否しました。)と答える根拠もありません。分からないときは、何を確認すれば次へ進めるのかを具体化します。

課題6|質疑応答を踏まえ、提案を6文に改める

課題:最初の提案を、①提案、②分かる費用、③追加費用の未確認、④関心調査の限界、⑤管理時間の仮定、⑥許可を条件とした試行、の6文に書き直してください。資料にない利用実績を加えないことが条件です。

解答例:
We propose a small umbrella loan service at school.
The umbrellas and labels would cost 4,000 yen.
We still need to check the storage space and any additional costs.
Nine of the twelve students we asked showed interest, but actual use is unknown.
We estimate fifty minutes of checking work per week in total.
With the school’s permission, we would like to run a small trial before expanding the service.

全訳:
校内で小規模な傘貸出サービスを提案します。
傘とラベルは4,000円かかる想定です。
保管場所と追加費用の有無は、まだ確認する必要があります。
質問した12人のうち9人が関心を示しましたが、実際の利用は不明です。
確認作業は週に合計50分と見積もっています。
学校の許可を得て、サービスを拡大する前に小規模な試行を行いたいと考えています。

解説:質問された点を単に回答集に追加するだけでなく、最初の発表にも反映します。費用を4,000円とだけ言い切らず、傘とラベルという範囲を残し、管理時間にはestimateを付けます。上の6文は一例です。学校の課題の語数・文数・形式がある場合はその条件が優先です。

保護者と確認する順番:英語の誤りと提案の穴を分ける

まず日本語で、①数字の単位、②調査と予測の違い、③未確認の許可・場所、の3点を説明できるか確かめます。日本語でも条件を把握していない場合、難しい英語表現を足しても質問への回答にはなりません。

次に、本文を閉じて課題1・3・5に一文ずつ答えます。「数字は正しいがper weekを落とした」「費用は説明できたが、許可を得たように書いた」など、具体的に直す箇所を一つ記録します。保護者が原稿を全部作り直すのではなく、生徒本人が条件を説明してから英文を書き直します。

翌日は数字を一つだけ変えて練習します。例として傘を10本に変えるなら、初回費用は10×300+400=3,400円、予算の残りは1,600円です。人数や管理時間まで自動的に変わったことにはしません。どの条件を変え、どの条件を固定したかを説明できれば、モデル答案の暗記から一歩進めます。

無料教材と必要な学習相談へ

英文の組立てや疑問文から復習したい場合は、既存の無料英語教材も利用できます。本記事の全6課題と解答・全訳はページ内で確認できます。専用PDFや有料講座が完成したという案内ではありません。

「提案内容を日本語でも整理できない」「内容は分かるが英語の質問に答えられない」「仮定と実績を同じ時制で書いてしまう」では、必要な練習が異なります。学校の指導を利用しても課題が残る場合は、慶英会の学習相談で、どこで止まるかをお知らせください。企業の未公開資料や個人情報を送る必要はありません。

慶英会は智辯学園奈良カレッジや紹介された企業の公認・提携機関ではありません。学校での評価、発表会の選考、英検合格を保証しません。学校固有の事実は上記公式記事の範囲に限定し、演習は慶英会の一般的な学習提案として作成しています。

次に読む記事を探す

関連するカテゴリー:

同じカテゴリーの記事

慶英会のトップページへ戻る →

記事の先頭に戻る ↑

登録不要の無料英語学習シート・復習用PDF

料金 無料体験はこちら