白百合学園中学校(東京都千代田区)で英語に苦手意識が出てきた中学1・2年生は、授業で分からなかった箇所を放置せず、学校の「英語の部屋」で具体的に質問し、翌日も同じ型の英文を自力で書けるか確認することが重要です。学校公式「進路指導」によると、「英語の部屋」は放課後に週1日開室し、生徒は教員に質問しながら自分のペースで学習できます。また学校の外国語教育ページでは、中学で英語とフランス語の2言語を学び、日本人・ネイティブの教員が連携する授業、洋書多読、外国語発表会、中2・中3のGTECを紹介しています。したがって定期考査の語彙・文法・読解対策と、聞く・話す・読む活動を目的別に整理する必要があります。本記事では学校公式資料を確認しながら、「英語の部屋」での質問の準備、家庭での診断問題、2週間の復習計画、保護者が学校へ確認すべき項目を具体的に解説します。
白百合学園の英語教育を公式資料で確認|英語・フランス語・発表活動
白百合学園「外国語教育と国際教育」は、英語とフランス語の2言語を学び、少人数クラスの学習を通してコミュニケーション能力を育てる方針を公表しています。英語は日本人教員とネイティブ教員が連携し、スピーチ・即興会話・発音のテストに取り組むと説明されています。
- フランス語:中学では週1時間の必修授業として紹介されています。英語とは別の学習内容として計画します。
- 洋書多読:学校図書室には英語・フランス語を合わせて約5,000冊の洋書があり、入門用の絵本からペーパーバックまで選べます。「英語の本だけで5,000冊」という意味ではありません。
- 外国語発表会:中1〜中3に学年別の外国語発表会があり、生徒はスキット、スピーチ、プレゼンテーションなどに取り組みます。
- GTEC:学校は中2・中3でGTECテストを受け、各自の学習の参考にすると説明しています。毎年度の実施日・形式は学校案内を優先します。
- 中3の習熟度別授業:英語は中3から2〜3のレベルに分かれると学校公式に説明されています。個々のクラス分け基準点は確認できません。
出典:外国語教育と国際教育、教育の特色。学校固有の制度と家庭向けの学習方法は以下で区別して説明します。
「英語の部屋」とは?週1日の放課後の質問支援
白百合学園の進路指導ページでは、数学の部屋は週2日、英語の部屋は週1日、放課後に開室すると説明しています。教員に繰り返し質問でき、英語が得意な生徒も苦手な生徒も自由に参加して自分のペースで学習できる支援です。これは英語が苦手な生徒への一律の強制補習や、外部塾のマンツーマン授業とは同じ制度ではありません。
開室する曜日・場所・担当教員・参加方法は年度や校内案内に従ってください。英語の部屋に参加すれば試験で得点が保証される、というものでもありません。
「英語の部屋」へ持っていく質問メモ|3つの準備
- 教材を特定:学校の教科書・配布プリント・小テストから「何ページの何番か」を書く。
- 自分の誤答を残す:答えを消してしまう前に、なぜその語順にしたのか、どこまで理解できたかをメモする。
- 確認問題を作る:解説後、主語や時制を変えた似た問題を自力で解けるか確認する。
例えば “She don’t like tennis.” と書いた場合は、正解を聞くだけでなく「なぜ doesn’t になるのか」「Does she like tennis? の語順はどうか」を質問します。説明を受けた後に別の一文を作れば、知識が身についたかを確かめやすくなります。
中1の優先事項|単語・主語と動詞・疑問文を確実にする
中1では、学校で習った語句が定着しているか、主語と動詞の一致、be動詞と一般動詞の違い、疑問・否定文の語順を再確認します。以下は一般的な基礎練習であり、白百合学園の実際の単元配列・教科書の指定を示すものではありません。
| 見つかった誤答 | 確認したい規則 | 練習例 |
|---|---|---|
| She go to school. と書く | 三単現現在の動詞変化 | She goes to school. |
| Does she likes tea? と書く | does の後は原形 | Does she like tea? |
| He not is busy. と書く | be動詞の否定文 | He is not busy. |
| 単語の意味は分かるが書けない | 日本語→英語の想起 | 学校の指定語を答案を隠して書く |
学校で単語テスト・英作文・読解のどれが評価されるかは、実際の試験範囲と返却答案により異なります。問題集を増やす前に、学校指定の語句と重要例文を自力で再現できるかを確認しましょう。
中2の英語で成績が下がった場合|5分類の答案診断
| 分類 | 答案での典型例 | 復習方法 |
|---|---|---|
| 語彙 | 意味は分かるが綴れない・熟語を落とす | 出題形式に合わせて意味と書き取りを再テスト |
| 動詞・語順 | 過去形・助動詞・不定詞の誤り | 主語・動詞を特定し、否定と疑問を作る |
| 読解 | 接続詞や指示語を読み違える | 根拠の英文を本文から指せるか確認 |
| 英作文 | 伝えたい内容はあるが文にならない | 短い正確な文で主張と理由を作る |
| リスニング・発表 | 聞き返せず、内容を説明できない | 短いモデル音声と英文を照合して口頭で再現 |
中2の弱点が中1の基礎にある場合は、現在の単元だけを反復するより、必要な文法へ戻る判断が重要です。一方、定期考査の範囲に含まれる単元を無視して中1内容だけを勉強することも避けましょう。
家庭用オリジナル8問|英語の失点原因を10分で確認
次の問題は慶英会のオリジナル診断用教材であり、白百合学園の過去問・予想問題ではありません。学校で習っていない単元は除外し、答えを隠して解いてください。
- 次の誤りを訂正:She go to school by train.
- 次の誤りを訂正:Does your brother studies French?
- 次の誤りを訂正:We didn’t watched TV yesterday.
- 「私の姉は今、本を読んでいます」を英語にする。
- 「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」を英語にする。
- 2文の意味の違いを述べる:I am reading the book. / I read the book yesterday.
- 英文を読んで答える:Mika likes reading, but she does not like writing long stories. Does she enjoy writing long stories?
- 『英語の発表会は楽しかったです。なぜなら友達と一緒に発表できたからです』を2文の英語にする。
8問の模範解答・よくある誤答の理由
- She goes to school by train.(she に合わせ三単現 -es)。
- Does your brother study French?(Does の後は原形)。
- We didn’t watch TV yesterday.(didn’t の後は原形)。
- My sister is reading a book now.(現在進行形。the book でも文脈次第で可)。
- I went to the library to study English.(目的を表す to 不定詞)。
- 前者は「今その本を読んでいる」、後者は「昨日その本を読んだ」。進行中と過去の動作を区別します。
- No, she doesn’t.(but 以下の否定文が根拠)。
- 例:I enjoyed the English presentation. I was happy because I could present with my friends.(意味が成立する別解も可)。
①〜③を間違えた場合は動詞の形、④〜⑥では時制と不定詞、⑦では逆接 but と否定の読み取り、⑧では自分の体験を理由とともに正しい英文にする力を確認します。学校で学んだ表現を優先し、答えの英文だけ丸暗記しないことが大切です。
洋書多読はどう役立つ?読書と定期考査の対策を分ける
学校の外国語教育案内には英語・フランス語を合わせて約5,000冊の洋書があると記載されています。多読では、難しい本を辞書で一語ずつ調べることより、今の英語力で大まかに内容を理解できる本から始め、読める量を少しずつ増やす方法が考えられます。
ただし、読書量が増えただけでは試験範囲の英文法や書き取りミスが解消するとは限りません。例えば10分間は好きな洋書を読み、別の10分間で学校ワークや誤答を復習するなど、目的を分けて時間を確保します。短いブックレポートを自分でまとめる場合は「Who?」「What happened?」「What did you like?」といった問いへの短文回答から始めると、読解と表現活動をつなげられます。
外国語発表会・ネイティブ授業の準備|3文から話せるようにする
外国語発表会では学年ごとにスキット、スピーチ、プレゼンテーションなどを行うと学校が紹介しています。家庭では学校の指定題材に沿って、まず「何を伝えるか」「理由」「具体例」の3要素を整理しましょう。原稿を長くする前に、主語・動詞・時制が正しいかを確認することが重要です。
短い発表の例: I enjoy reading English books. I like stories about animals because they are interesting. I want to read more books this year. 内容が本人の体験と一致しない場合は書き換えてください。この英文は学校の公式課題ではありません。
聞き取れないときには、Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか)、What does this word mean?(この語はどういう意味ですか)など、短い質問を使えるようにします。学校が発音や即興会話を評価する場合、原稿暗記だけでなく、相手の質問に答える練習も必要です。
英語とフランス語を両立する週間計画
同校では中学でフランス語が必修として位置付けられています。語彙・綴り・発音の規則が異なるため、学習ノートや単語カードは言語ごとに分けると混同を防ぎやすくなります。英語の単語テストが近い場合に、両言語へ機械的に同じ時間を配分する必要はありません。
| 学習の場面 | 英語 | フランス語 |
|---|---|---|
| 授業当日 | 宿題・英文法・重要英文の確認 | その週の単語・発音・課題を短く確認 |
| 翌日 | 英単語と語順を自力で書く | 授業で習った語の音と文字を照合 |
| 週末 | 学校ワークの誤答と読解を確認 | 既習語句をまとめて再テスト |
表は家庭向けの配分例です。学校の宿題量や考査の出題範囲を示すものではありません。英語・フランス語の両方を学ぶことは同校の特色ですが、無理に一度に覚えようとせず、言語ごとに達成度を確認しましょう。
定期テスト前の2週間プラン|「英語の部屋」を有効活用する
- 1〜2日目:学校の範囲表・小テスト・ワーク・返却答案を集め、単語・文法・読解・英作文の誤答を分類する。
- 3〜4日目:誤答の多い2分野に絞り、基本文を意味→音読→日本語から英作文の順で確認する。
- 5〜7日目:分からない問題と試した解き方を質問メモにして「英語の部屋」へ持参。解説後に同じ型の別問題を自力で解く。
- 8〜10日目:学校ワークの誤答と提出物を優先し、英作文で同じ文法の誤りが再発しないか確認する。
- 11〜13日目:試験に近い分量の問題を時間を計って解き、重要語彙・文法を再テスト。発表課題も必要なら短く継続する。
- 14日目:初日に誤答だった問題と似た別問題を解き、理解度を確認。まだ説明できない項目は学校へ質問し、翌週の復習リストに残す。
試験範囲が広い・時間が足りない場合、全工程をこなすことより学校の指定課題を優先してください。また、学校の「英語の部屋」の利用日や試験日程は配布資料で確認し、家庭の計画を調整します。
中2GTEC・中3習熟度別授業へ向け、今やるべきこと
学校の英語教育説明では中2・中3でGTECを受けると示され、教育の特色では英語が中3から習熟度別の2〜3レベルで実施されると紹介しています。ただしGTECスコアでクラス分けする、定期試験の何点以下で特定のクラスへ移るといった基準は確認できません。
中1・中2では、学校英語の基本例文を自力で書けるようにしながら、音声で聞き取る・簡単に説明する・短い文章を読む練習を継続します。英検とGTECは形式が異なるため、特定の級に合格していればGTECも得点できると単純化せず、学校の案内と各試験の公式問題形式を確認してください。
よくある質問
Q. 白百合学園の「英語の部屋」は指名補習ですか?
学校公式では、英語が苦手な生徒も得意な生徒も自由に活用できる放課後の質問支援として説明されています。学校が別途行う成績不振者向け補習と同一視しないでください。
Q. 英語の部屋に行けば必ず定期テストの点数が上がりますか?
利用だけで成績が上がるとは限りません。分からなかった問題を質問した後、翌日も答えを見ずに再現できるかを確認することが大切です。
Q. 英語とフランス語を両方勉強するのは大変です。どちらを優先しますか?
学校の提出物・次回の小テスト・考査範囲を優先し、毎週の苦手分野を分けて整理します。フランス語も必修科目であるため、片方の課題を放置しない学習管理が必要です。
Q. NEW TREASUREを採用していますか?
今回参照した学校の公式情報だけでは、現年度の教材の採用・Stage・版は確認できません。学校配布の教科書や範囲表で確認してください。
白百合学園の英語に不安がある保護者様へ
慶英会は中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校配布教材・小テスト・定期考査答案に合わせたオンライン個別指導を提供しています。学校の「英語の部屋」を活用しながらも、家庭での復習方法が定まらない、英語の語順・英作文で同じミスを繰り返すといった場合には、優先順位を一緒に整理できます。指導内容と無料体験の案内は慶英会公式サイトをご確認ください。慶英会は白百合学園中学高等学校と公式に提携する機関ではありません。
学校公式の参考情報・確認日
情報確認日:2026年10月11日。学年の英語教材、定期テストの範囲・配点、質問支援の利用方法、GTECの実施日、習熟度別の基準は学校が発行する最新案内を優先してください。