中高一貫校の中学1・2年生が海外の姉妹校とのオンライン国際交流で「自己紹介の後に英語が出てこない」「相手の答えを聞いても次の質問が浮かばない」「話すことに気を取られ、学校の英語定期テストでも失点する」とお悩みなら、長い原稿を丸暗記するより、30秒の自己紹介→質問→相手の答えに短く反応→追加質問という4つの動作を練習しましょう。まず相手の言葉が聞こえなかったのか、意味を知らなかったのか、答えを英文にできなかったのかを分けます。学校の文法・単語を使って短い会話を作り、会話の後は同じ表現を英作文で再現します。British Councilは初対面の挨拶を映像・文字起こし・確認問題で練習できる教材を公開し、日本英語検定協会は3級二次試験で音読・文章への質問・イラスト・日常的な質問を扱うと明示しています。本記事は両者を公式資料で確認したうえで、慶英会が独自作成した会話例文30選、3往復のモデル対話、自己診断12問・全解答、14日間の練習計画をまとめました。実際の交流テーマや録画・個人情報の扱いは必ず主催校の指示を優先してください。
結論|国際交流の英語は「自己紹介+質問を用意した」で終わらない
- ①自己紹介:自分の学年・趣味など公開を許された情報を30秒程度で伝える。
- ②質問:学校生活・趣味・文化など、相手が答えやすい問いを一つ選ぶ。
- ③反応:相手の答えから一つの情報を拾い、That’s interesting./I see. など短く受ける。
- ④追加質問:相手の返答に応じてWhy?/How often?/What kind of …? などで会話を続ける。
- ⑤事後復習:話せなかった英文を学校の文法に戻って書き、翌日に別のテーマでも話せるか確かめる。
中1なら短い文を正確につなぐことから、中2なら理由や具体例を一つ加えることから始めましょう。これらは慶英会の学習モデルであり、特定校の正式な国際交流評価基準ではありません。
会話が止まる原因を4つに診断|同じ『話せない』でも勉強法は違う
- A.聞こえない:音声が途切れる・速度が速い。最初に通信環境を確認し、必要なら聞き返す。
- B.聞こえるが意味が分からない:疑問詞・語彙・文法の知識を補い、短い質問を文字と音で照合する。
- C.意味は分かるが文が作れない:学校の例文から主語+動詞を決め、一文で答える練習をする。
- D.一文では答えられるが続かない:相手の内容を一つ受けて追加質問を作る。
文字で質問を見た場合と、音だけで聞いた場合、どちらに困るかを確認します。学校の定期テストで疑問文を作れない場合はCを支える文法知識が足りないこともあるため、会話練習だけを増やさないことが重要です。
一次情報で確認したこと|初対面の会話と英検3級の面接は異なる
British Councilの「Meeting people」はA1レベルで初対面の挨拶、名前・学年などのやり取りを映像と文字起こし、練習問題で学べる教材です。同サイトの「Communication strategies」は、知らない語がある場合の対処や試験での話し方を扱います。
英検協会の3級二次試験の公式案内では、約5分の面接で、30語程度の文章の音読、文章内容の質問1問、イラストの質問2問、受検者自身についての質問2問を行います。国際交流では相手へ質問を返して自由に会話を続ける場面がありますが、英検3級の面接は定められたタスクに沿って答える試験です。自由会話の練習だけで英検の対策が完成するわけではありません。
British Councilにはオンラインのプライバシーを題材としたA1リスニング教材もあります。公開範囲やパスワードの管理について学べますが、学校の交流で許される録画・写真・チャット・SNS共有は必ず学校と相手方の規約・許可によって判断してください。
実践用30例文の使い方|実際の学校と自分の事実に置き換える
以下の30例文は慶英会が独自に作成したもので、学校の課題・海外姉妹校の正式な質問・英検の本番問題ではありません。最初は日本語で意味を確認し、次に画面を見ずに言い、自分の実際の内容へ置き換えます。学校名、個人の住所、電話番号、私的SNSアカウント、パスワードなどは話す必要がなく、指定された自己紹介の範囲を守りましょう。
自己紹介・初対面の会話|例文1〜6
- 1.Hello! It’s nice to meet you.(こんにちは。お会いできてうれしいです。)
- 2.I’m a first-year junior high school student in Japan.(日本の中学1年生です。)
- 3.I enjoy drawing pictures in my free time.(自由時間に絵を描くのが好きです。)
- 4.My favorite subject is science because I enjoy experiments.(実験が好きなので理科が一番好きです。)
- 5.I’m excited to learn about your school.(あなたの学校について知るのが楽しみです。)
- 6.What would you like to know about me?(私について何を知りたいですか。)
学校生活を話題にする|例文7〜12
- 7.What subjects do you enjoy at school?(学校で好きな教科は何ですか。)
- 8.What do you usually do after school?(放課後は普段何をしますか。)
- 9.Do students at your school have any clubs?(あなたの学校には部活動がありますか。)
- 10.I usually do my homework after dinner.(普段夕食後に宿題をします。)
- 11.We have a school festival, and students prepare activities together.(学校祭があり、生徒が協力して準備します。)
- 12.How is your school day different from mine?(あなたの学校の一日は私の学校とどう違いますか。)
趣味・文化・地域について|例文13〜18
- 13.What kind of music do you listen to?(どんな音楽を聴きますか。)
- 14.How often do you play sports?(どのくらいの頻度でスポーツをしますか。)
- 15.What food would you recommend from your area?(あなたの地域ではどんな食べ物がおすすめですか。)
- 16.I would like to introduce origami, the art of folding paper.(紙を折る折り紙を紹介したいです。)
- 17.What is a special event at your school?(学校の特別な行事は何ですか。)
- 18.What do you enjoy doing with your friends?(友達と何をするのが好きですか。)
相手の答えを受けて会話を続ける|例文19〜24
- 19.That sounds interesting. Why do you like it?(面白そうですね。なぜそれが好きなのですか。)
- 20.I see. How long have you been doing that?(なるほど。それはどのくらい続けていますか。)〈現在完了を履修した場合に使用〉
- 21.I’ve never tried that. What is it like?(試したことがありません。どんな感じですか。)〈現在完了を履修した場合に使用〉
- 22.You said you like art. What kind of pictures do you draw?(絵が好きと言いましたね。どんな絵を描きますか。)
- 23.Do you usually do that alone or with friends?(普段一人でしますか、友達としますか。)
- 24.That’s different from my school. Can you tell me more?(私の学校とは違いますね。もう少し教えてくれますか。)
分からない・音声が途切れる・終わるとき|例文25〜30
- 25.Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか。)
- 26.Could you speak a little more slowly?(少しゆっくり話していただけますか。)
- 27.Sorry, your sound cut out for a moment.(すみません、一瞬音声が途切れました。)
- 28.Do you mean that your school starts at eight?(学校が8時に始まるという意味ですか。)
- 29.I’m not sure how to say it in English.(英語でどう言えばよいか分かりません。)
- 30.Thank you for talking with me. I learned a lot today.(話してくれてありがとう。今日はたくさん学びました。)
19〜24は相手の返答を聞いて初めて選べる表現です。聞き取れた単語一つに反応する練習をしましょう。20・21の現在完了は中1・中2の全員が履修済みとは限りません。無理に使わず、How often do you do that?/Is this your first time? など既習の簡単な表現へ置き換えます。
【独自モデル会話】30例文をつなげ、3往復以上続ける
次は慶英会作成のロールプレイ例です。海外の参加者の実際の発言、学校主催の公式台本ではありません。お互いの発言内容に沿って質問を変えるのが目的です。
A: Hello! It’s nice to meet you. I’m a second-year junior high school student in Japan.
B: Nice to meet you, too. I like music. What do you do after school?
A: I usually practice the guitar. What kind of music do you like?
B: I like pop music. I sometimes play the piano.
A: That’s interesting. How often do you play the piano?
B: Almost every day. Do you play with friends?
A: Sometimes. Thank you for telling me about your hobby!
Aは自分のことを述べた後、Bのmusicに反応して質問し、pianoという新しい情報を拾っています。丸暗記を目指さず、相手の答えが「スポーツ」「読書」「料理」に変わった場合も問い返せるか確認してください。
【会話の自己診断12問】質問理解・英文法・言い換え・聞き返し
以下は慶英会が独自作成した練習問題です。英検公式問題・定期考査の過去問・交流校の質問ではありません。文字で答える問題はスピーキングやリスニング能力を直接測りません。最初に書いて解き、次に先生や保護者に質問を読み上げてもらい、音声だけで答えられるか別に確認してください。
問1〜4|学校の英文法を使って質問する
- 1.She (like / likes) science. 正しい語を選ぶ。
- 2.(Do / Does) your sister play tennis? 正しい語を選ぶ。
- 3.You enjoy reading books. を相手に尋ねる疑問文に書き換える。
- 4.「あなたは放課後、何をしますか」を英語で質問する。
問5〜8|相手の返答に追加質問をする
- 5.相手がI like cooking.と言った。料理の種類について短い質問を一つ英語で書く。
- 6.相手がI play basketball twice a week.と言った。誰とするのか英語で尋ねる。
- 7.相手がMy favorite subject is history.と言った。理由を英語で尋ねる。
- 8.相手の言葉が聞こえなかった。もう一度ゆっくり話してもらう丁寧な表現を書く。
問9〜12|短い読解と安全な交流
Mina met a student from another country online. He told her that his class was planning a music event. Mina said that her class was also preparing for a school festival. She asked what kind of music the students would play. After the meeting, she wrote down two expressions she had not understood.
- 9.What was the student’s class planning? 英語で答える。
- 10.What did Mina ask about? 英語で答える。
- 11.What did Mina write down after the meeting? 英語で答える。
- 12.交流相手に自分の自宅住所とSNSのアカウントを尋ねられた。どのように対応すべきか日本語で答える。
全12問の解答・解説
- 1.likes。現在形で主語sheには三人称単数の-sが必要。
- 2.Does。Doesを使った疑問文では後の動詞playは原形。
- 3.Do you enjoy reading books? 主語youにはDoを使う。
- 4.What do you do after school? 疑問詞Whatに一般動詞の疑問文を続ける。
- 5.例:What kind of food do you like cooking? 相手の料理の話題を深めている。
- 6.例:Who do you play basketball with? play … withの語順を使う。
- 7.Why do you like history? Whyは理由を尋ねる。
- 8.Could you say that again a little more slowly, please? 失礼のない聞き返し。
- 9.A music event. 相手のクラスの予定を問う。
- 10.She asked what kind of music the students would play. 音楽の種類を尋ねた。
- 11.Two expressions she had not understood. 交流後の行動。
- 12.個人の住所、連絡先、私的SNSを伝えず、学校・主催者の取り決めに従い、必要なら引率・担当教員に相談する。
自己診断で文法1〜4が苦手なら、英語の教科書の疑問文へ戻りましょう。5〜8が難しければ相手の返答のキーワードを拾う練習が必要です。9〜11は読む力の確認であり、会話音声が正確に聞き取れることの証明ではありません。12は交流の安全性について考えるもので、個人情報の交換を求める課題ではありません。
14日間の練習計画|中1・中2の学校英語と国際交流を両立
以下は慶英会が提案する家庭学習モデルで、特定の学校・国際交流主催者が指定する時間や練習日程ではありません。定期考査の直前は学校の範囲と提出物を優先し、本人の体調や学校行事に合わせて無理のない量へ調整してください。
- 1〜2日目:交流の予定・テーマ・学校指定ルールを確認し、授業で習った疑問文を3つ書く。
- 3〜4日目:自己紹介を4文にまとめ、本人の事実へ書き換え、30秒前後で意味を保って言えるか確かめる。
- 5日目:好きな教科・部活動・食べ物から質問を5つ選び、疑問詞の意味と語順を確認。
- 6日目:相手の答えを想定し、That’s interesting.に理由・頻度・種類の追加質問を一つ続ける。
- 7日目:初日の質問と自己紹介を原稿を見ずに再テスト。分からない言い方を学校教材で確認する。
- 8〜9日目:保護者または講師が英語で質問し、まず聞き取れた語と、回答が作れるかを別に確認する。
- 10日目:音声が途切れた場合・聞き直す場合の定型表現を練習し、通信環境も確認する。
- 11〜12日目:3往復以上のロールプレイで、相手の回答の一部を拾って質問を変える。
- 13日目:学校の定期考査の誤答から動詞・語順・時制を復習し、会話に使う文の筆記ミスを減らす。
- 14日目:異なるテーマで即興の短い対話に挑戦し、発話・理解・質問・英文法・安全ルールの5項目を振り返る。
交流後48時間の復習|『話せなかった英語』を定期テスト対策へ
- 当日:相手が話していた内容を自分の記憶で3点にまとめる。録音・撮影は学校と相手の許可がある場合のみ。
- 翌日:聞き取れなかった質問、意味が分からなかった語、言いたかったが作れなかった英文を各1つ選ぶ。
- 48時間以内:学校の教科書の疑問文・時制・接続詞に戻って短文を修正し、同じ意味の別の英文を一つ書く。
例えば話したかった英文がI go to the library last Sunday.だった場合、昨日起きた出来事にはI went to the library last Sunday.と直します。相手の実際の発言を許可なくネットへ載せる必要はありません。学校の英作文は書き直せても、次回の英会話で言えるかは別に確認してください。
オンライン国際交流の安全性|学校・保護者が確認したいこと
- 学校が指定したオンライン会議システム・アカウントを使い、個人の電話番号・住所・私的SNS・パスワードは交換しない。
- 参加者や講師の顔・名前が映るスクリーンショット、録画、写真を無断で保存・SNSへ投稿しない。
- 画面上の表示名、背景に映る個人情報、チャットの内容に注意する。
- 相手から学校指示と異なる連絡・個人情報交換を求められたら、保護者または担当教員へ相談する。
- 通信が途切れたときは失礼なく聞き返し、接続の修復を主催者へ申し出る。
これは一般的な安全上の確認事項です。未成年者の交流では、主催者の利用規約、学校の安全方針、相手校の許諾、国・地域ごとの適用規則を優先します。British Councilのオンライン安全教材は個人情報公開範囲を考える教材であり、学校の個々の利用許諾に代わるものではありません。
よくある質問|オンライン国際交流と英語の勉強
Q.自己紹介の英文だけ覚えれば国際交流で話せますか?
自己紹介の後に相手の質問へ答えたり、相手の答えについて追加で質問したりする必要があります。最初は4文の自己紹介と質問3つを練習し、相手が予想外のことを答えたときにも聞き返せるようにしましょう。
Q.中1で英語が苦手でも、国際交流に参加できますか?
参加資格は学校・主催者のルール次第ですが、英語の準備としては短い自己紹介、趣味、簡単な質問、丁寧な聞き返しから始められます。難しい現在完了などは、本人が学習済みでない場合は無理に使いません。
Q.相手の英語が速くて聞こえない場合はどうしますか?
まず通信の途切れか、発話速度・語彙の問題かを分けましょう。Could you say that again, please?などと丁寧に聞き返し、主催者が許可する場合はチャットなどを補助的に使うことも考えられます。
Q.英検3級の二次面接と同じ教材で練習してよいですか?
質問に答える基礎は共通しますが、英検3級には音読、パッセージ、イラストに関する質問など固有の形式があります。自由な国際交流に加え、英検協会の公式過去問・バーチャル二次試験で別途確認してください。
Q.定期テストが平均点以下でも交流会話の練習を続けるべきですか?
交流予定があれば短い会話練習は役立ちますが、学校の基本文法・語彙の誤答を放置しないことが重要です。会話で使う疑問文や時制を学校の教材と結びつけ、考査直前は提出物・試験範囲の復習を優先します。
中高一貫校の英語が話せない・書けないお悩みは慶英会へ
慶英会では中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校の実際の英語教材・定期考査・英作文・リスニング・英検の課題に合わせたオンライン個別指導を行っています。国際交流での質問応答、英作文での基本文法、英検の面接練習を混同せず、現在の弱点に合わせて練習の順序を組み立てます。授業外には毎日のLINE学習サポートも提供しています。
「中1の疑問文が作れない」「中2でも相手の返答から会話を続けられない」「学校の英語定期考査と国際交流の準備を両立したい」場合は、慶英会公式サイトから最大1か月の無料体験・学習相談をご確認ください。慶英会はBritish Council・日本英語検定協会・個別の学校や国際交流主催者の公式提携機関ではなく、英語力向上や英検合格を保証するものではありません。
公式資料と情報確認日
- British Council LearnEnglish Teens「Meeting people」|初対面の会話を映像・文字起こし・問題で練習
- British Council「Communication strategies」|英語を話す際の対処
- British Council「Online safety conversation」|個人情報と安全な交流
- 日本英語検定協会「3級の試験内容」|二次試験の構成と公式ルール
- 日本英語検定協会「3級過去問・対策」|出題形式・公式問題
情報確認日:2026年10月12日。掲載した例文・練習問題・学習計画は慶英会の独自作成です。交流校の教材、参加要件、会話テーマ、撮影やSNSへの掲載は、現年度の学校・主催者の公式案内を優先してください。