「中学生の塾代はいくらくらいが普通?」「月3万円は高い?」「夏期講習まで含めると年間いくらかかる?」と気になる保護者様は多いでしょう。
結論から言えば、中学生の塾代は「月謝」だけで比較すると実際の負担を見誤ります。文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」の2026年1月訂正版では、中学生全体の年間学習塾費平均は公立中学校で230,385円、私立中学校で168,058円でした。一方、実際に1円以上塾代を支出した家庭だけを見ると、年間平均は公立中学校約34万9,000円、私立中学校約32万8,000円です。
さらに中3では受験対策や講習が増え、公立中学校の年間平均学習塾費は341,220円まで上がっています。
この記事では、中学生の塾代について、最新の文部科学省データ、月額換算の見方、中1・中2・中3の違い、集団塾・個別指導・オンラインの費用構造、夏期講習・教材・模試などの追加費用、契約前に確認すべき項目まで整理します。
結論|中学生の塾代は「月謝」ではなく年間総額で見る
塾の広告を見ると、
「月額○○円〜」
という表示が目立ちます。
しかし、実際の年間負担には次のような費用が加わることがあります。
- 入塾金
- 通常授業料
- 教材費
- 管理費・施設費
- 模試代
- 夏期講習
- 冬期講習
- 春期講習
- テスト対策講座
- 受験直前講座
- 交通費
そのため、
A塾 月謝25,000円
B塾 月謝30,000円
という情報だけで、
「A塾の方が年間6万円安い」
とは判断できません。
A塾で年間20万円の季節講習が必要なら、年間総額では逆転する可能性があります。
塾代を比較するときは、
「1年間に必須で支払う総額はいくらですか」
と確認することが重要です。
文部科学省の最新データ|中学生の年間塾代はいくら?
文部科学省の「子供の学習費調査」は、保護者様が学校教育や学校外活動に支出した費用を調査する公的統計です。
令和5年度調査については、数値に誤りがあったため、2026年1月16日に訂正されています。
したがって、現在参照する場合は訂正版の数値を使う必要があります。
訂正版では、中学校の「学習塾費」の年間平均は、
公立中学校
230,385円
私立中学校
168,058円
です。
この数字を単純に12か月で割ると、
公立中学校:約19,200円/月 私立中学校:約14,000円/月
程度になります。
ただし、この月額換算を「一般的な塾の月謝」と考えてはいけません。
理由は、この平均には塾代0円の家庭も含まれているからです。
実際に塾代を払っている家庭だけなら年間約33〜35万円
同じ文部科学省調査には、
「年間で1円以上学習塾費を支出した家庭だけ」
の平均額も掲載されています。
中学校では、
公立中学校
約34万9,000円
私立中学校
約32万8,000円
です。
月額に単純換算すると、
公立中学校:約29,100円 私立中学校:約27,300円
程度です。
こちらの方が、
「実際に塾を利用している家庭では年間どれくらい使っているか」
を見る参考になります。
ただし、これも全国平均です。
集団塾なのか個別指導なのか、週1回なのか週4回なのか、受験生なのかでも大きく変わります。
「公立中の塾代が私立中より高い」のはなぜ?
文部科学省の全体平均では、
公立中学校:230,385円 私立中学校:168,058円
と、公立中学校の方が学習塾費は高くなっています。
これは、
「公立中の塾の方が料金設定が高い」
という意味ではありません。
公立中学校では高校受験対策として塾を利用する家庭が多い一方、中高一貫の私立中学校では高校受験をしない生徒も多いなど、利用目的や通塾状況が異なります。
また、私立中学校では学校教育費そのものが公立より高いため、家庭の教育費構造自体も異なります。
単純に、
「私立なのに塾代が安い」
と解釈しない方がよいでしょう。
公立中学生の学年別塾代
文部科学省の訂正版データでは、公立中学校の年間学習塾費平均は学年によって大きく異なります。
中1
133,647円
中2
213,759円
中3
341,220円
中1から中3へ進むにつれて大きく増えています。
中3では高校受験対策、模試、季節講習、受験直前講座などが増えることが一因と考えられます。
特に、
「中1の塾代が月2万円くらいだったから、中3も同程度だろう」
と考えていると、受験学年で負担が増える可能性があります。
私立中学生の学年別塾代
私立中学校では、
中1
151,796円
中2
151,425円
中3
202,127円
となっています。
公立中学校ほど中3で大きく増えていません。
これも、高校受験を行わない中高一貫校生が含まれることなど、学校制度の違いが背景にあります。
ただし、私立中学生でも、
- 大学受験向け塾
- 英語塾
- 数学専門塾
- 個別指導
- 家庭教師
などを利用する家庭では、年間支出が大きくなる場合があります。
塾を利用していない家庭もかなりある
学習塾費0円の割合を見ると、中学校では、
公立中学校
34.0%
私立中学校
48.8%
でした。
つまり、
公立中学校でも約3分の1、私立中学校では約半数が、調査上はその年に学習塾費を支出していません。
したがって、
「中学生なら塾代が必ず年間30万円かかる」
わけではありません。
塾へ行かず家庭学習をしている生徒もいますし、通信教育や家庭教師など別の学習手段を利用する家庭もあります。
年間40万円以上使っている家庭も珍しくない
学習塾費の金額分布を見ると、年間40万円以上を支出している割合は、
公立中学校
23.3%
私立中学校
15.7%
です。
これは全家庭を分母とした数字です。
つまり、公立中学生では約4〜5人に1人の家庭が、年間40万円以上を学習塾費として支出している計算になります。
中3受験生や受講科目数が多い場合、年間40万円を超えることは特別なことではありません。
月謝3万円は高い?
「月3万円」という数字だけでは判断できません。
仮に月3万円なら、
30,000円 × 12か月 =360,000円
です。
ここへ、
夏期講習 80,000円 冬期講習 40,000円 春期講習 30,000円 教材・模試・管理費 50,000円
が追加されれば、
年間560,000円
になります。
一方、月3万円の中に教材・講習・管理費がかなり含まれている塾なら、年間総額はそれほど増えない可能性があります。
したがって、
月謝3万円が高いかどうかではなく、年間で何を受けられて総額いくらか
を見る必要があります。
集団塾と個別指導では料金構造が違う
一般的に、同じ授業時間・回数であれば、講師1人が多人数を担当する集団塾より、少人数を担当する個別指導の方が料金が高くなりやすい傾向があります。
ただし、料金だけで優劣を決めることはできません。
集団塾
1クラスで複数の生徒が授業を受けます。
向いているのは、
- 授業についていける
- 競争環境が合う
- 受験カリキュラムに沿って進みたい
生徒です。
個別指導
1人の講師が1〜数人を見る形式です。
向いているのは、
- 苦手科目だけ補いたい
- 前学年まで戻りたい
- 学校進度に合わせたい
生徒です。
個別指導では「週何回受けるか」で料金が大きく変わります。
個別指導は「1科目料金」だけ見ない
個別指導でよくあるのが、
週1回なら月○万円
という料金表示です。
例えば英語週1回だけなら安く見えても、
英語 数学 理科
と増やせば費用も増えます。
また、講師1人に対して、
- 生徒1人
- 生徒2人
- 生徒3人
のどれかによって料金が異なる場合があります。
契約前には、
「週2回にしたら月額はいくらか」 「中3になったら料金はいくらになるか」
まで確認してください。
オンライン個別指導は通塾費を減らせる場合がある
オンライン個別指導では、自宅から受講するため、
- 電車代
- バス代
- 送迎費用
などが不要です。
月謝だけを見ると通塾型と大きく変わらなくても、年間の交通費・送迎時間まで考えると差が出ることがあります。
特に、
片道30分 週2回
なら、年間ではかなりの移動時間になります。
費用だけでなく、
家庭が使う時間まで含めて比較する
ことも重要です。
家庭教師費は塾費と別統計なので注意
文部科学省の子供の学習費調査では、
「学習塾費」
と、
「通信教育・家庭教師費」
は別項目です。
令和5年度の中学校平均では、「通信教育・家庭教師費」は、
公立中学校:21,248円 私立中学校:31,386円
となっています。
ただし、この費目には通信教育も含まれています。
したがって、
「中学生の家庭教師の平均費用は年間21,248円」
とは言えません。
統計データを比較するときは、費目の定義を確認する必要があります。
夏期講習はいくらかかる?
夏期講習の料金は、
- 学年
- 指導形式
- 日数
- 科目数
- 受講コマ数
- 受験生かどうか
で大きく変わります。
特に個別指導では、
「1コマ○円 × 受講コマ数」
で算出するケースがあります。
例えば1コマ4,000円で20コマ受ければ、
80,000円
です。
40コマなら、
160,000円
になります。
そのため、
「夏期講習あり」
という情報だけでは費用を比較できません。
夏期講習で確認すべき6項目
契約前または講習申込前には、
- 講習受講は必須か
- 何コマ受講する提案なのか
- 教材費は別か
- 通常授業は夏も別途あるか
- 模試代は含まれるか
- 合計金額はいくらか
を確認してください。
特に、
通常月謝 + 夏期講習
を同じ月に支払うケースがあります。
請求月の負担が大きくなるため事前確認が必要です。
「おすすめ40コマ」は本当に全部必要?
個別指導では、面談時に多数の講習コマを提案されることがあります。
必要性がある場合もありますが、
「提案されたから全部受けなければならない」
とは限りません。
例えば、
英語20コマ 数学20コマ
を提案されたなら、
- 何を20コマで学ぶのか
- 10コマでは何が不足するのか
- 家庭学習で代替できる部分はどこか
を聞いてください。
講習費用は、
目的と授業内容を確認してから決める
ことが重要です。
冬期講習・春期講習も年間予算へ入れる
年間費用を考えるとき、夏期講習だけでは不十分です。
塾によって、
- 春期講習
- 夏期講習
- 冬期講習
- 正月特訓
- 入試直前講習
などがあります。
特に中3では、秋以降に追加講座が増えることがあります。
「通常月謝×12か月」だけを年間予算にすると、実際の支出との差が大きくなる可能性があります。
教材費はいくら必要?
教材費も塾によって異なります。
例えば、
英語 数学 国語 理科 社会
をそれぞれ1冊ずつ購入する場合もあれば、
- 通常教材
- 演習教材
- テスト対策教材
- 受験教材
が分かれている場合もあります。
確認したいのは、
必須教材だけで年間いくらか
です。
市販教材を持っている場合でも、塾指定教材が必須となることがあります。
管理費・施設費にも注意
月謝とは別に、
- 教室維持費
- システム費
- 管理費
- 設備費
等が毎月または数か月単位で請求される塾があります。
例えば、
月謝28,000円 管理費3,300円
なら、実際の毎月固定費は31,300円です。
年間では約4万円差が出ます。
料金比較では「授業料」ではなく「毎月固定で払う総額」を確認してください。
模試代も中3になると増えやすい
高校受験生では、外部模試を複数回受験することがあります。
塾によって、
- 月謝に含む
- 別途必須
- 希望者のみ
など扱いが異なります。
1回の金額が大きくなくても、年間複数回なら積み上がります。
受験生では、
「模試は年間何回、合計いくらですか」
と確認するとよいでしょう。
入塾金が無料でも年間総額が安いとは限らない
「今なら入塾金無料」
というキャンペーンは魅力的ですが、年間費用の一部にすぎません。
例えば、
入塾金20,000円無料
でも、
年間授業料+講習費が50万円
なら、総額への影響は限定的です。
キャンペーンだけで塾を決めず、
年間総額 + 授業内容 + 本人との相性
で判断してください。
中1の塾代|まず週1〜2回からでもよい
中1で塾を使う目的が、
- 英語だけ不安
- 数学だけ補いたい
- 学習習慣を作りたい
程度なら、最初から5科目すべて契約する必要はない場合があります。
個別指導なら、
数学週1回
など必要な科目だけ利用できます。
集団塾の場合は複数科目がセットになっていることもあるため、受講科目を確認してください。
中1は、
必要な支援を最小構成で始める
方法もあります。
中2の塾代|科目追加が必要か見直す
中2になると学習内容が難しくなり、
英語だけだった ↓ 数学も必要
というケースがあります。
ただし、そのたびに受講科目を増やす前に、
「本当に授業を追加しなければ解決できないか」
を確認してください。
例えば数学でも、
月1回の学習相談 + 家庭学習
で解決できる場合もあります。
逆に大幅な遅れがあるなら、短期間は授業数を増やす価値があります。
中3の塾代|最も年間費用を確認したい
文部科学省データでも、公立中3の学習塾費平均は341,220円と、中1・中2より高くなっています。
中3では、
- 通常授業
- 夏期講習
- 模試
- 冬期講習
- 入試対策
- 過去問対策
などが増えるためです。
中3へ進級する前に、
「受験学年では年間総額いくらになる予定ですか」
と聞いておくと、後から大きな差が出にくくなります。
中高一貫校生の塾代は高校受験生と同じに考えない
中高一貫校では高校受験をしない場合があります。
そのため、公立中3向け受験塾の費用モデルをそのまま当てはめる必要はありません。
例えば、
英語だけ 数学だけ 定期テスト前だけ
という利用方法もあります。
一方で、
- 大学受験塾
- 英語資格
- 学校補習
- 先取り学習
を複数利用すると、費用が高くなる場合もあります。
中高一貫校では、
何のために塾へ通うのか
を特に明確にしてください。
塾代を抑える7つの方法
1.必要な科目だけ受講する
苦手が英語だけなら、最初から5教科を契約する必要はない場合があります。
2.自学できる科目は家庭で進める
暗記中心の科目などは自分で進められる生徒もいます。
3.講習コマを目的別に選ぶ
提案された全コマをそのまま契約せず、必要性を確認します。
4.オンライン指導を比較する
移動費・移動時間を減らせる場合があります。
5.年間総額を複数社で比較する
月謝だけでなく同じ条件で見積もります。
6.途中で受講数を変更できるか確認する
テスト後に科目数を減らせる塾なら柔軟です。
7.家庭学習との役割分担を決める
何でも塾で教えてもらうのではなく、
塾=分からない部分 家庭=演習・暗記
と分ける方法があります。
安い塾ならよい?
安さは重要な判断材料ですが、安いだけで選ぶことはおすすめしません。
例えば月謝が安くても、
- 質問できない
- 本人に合わない
- 学校教材へ対応できない
- 欠席振替がない
なら、費用対効果は低くなります。
逆に高額でも、
「高いから必ず質が高い」
とは限りません。
見るべきなのは、
年間費用に対して、本人に必要なサービスが含まれているか
です。
塾代が高いか判断する5つの基準
1.目的を達成しているか
定期テスト対策が目的なら、学校成績を確認します。
2.授業内容が本人に合っているか
理解できていない授業へ高額な費用を払っても意味が薄くなります。
3.授業外の支援があるか
質問、LINE、面談、自習管理等も含めます。
4.不要な講座が含まれていないか
受けなくてもよいものを契約していないか確認します。
5.他の形式で同じ目的を達成できないか
集団、個別、家庭教師、オンラインを比較します。
塾代で家計が苦しいなら「全部やめる」以外の選択肢もある
費用負担が大きい場合は、
週3回 ↓ 週1回
5科目 ↓ 英語・数学のみ
通塾型 ↓ オンライン
など、利用方法を変えることができます。
また、
中1・中2は家庭学習中心 中3だけ受験対策
という家庭もあります。
塾は0か100かではありません。
必要な支援だけ購入する方法があります。
契約前に必ず聞きたい10の質問
見積もりをもらうときは、次を確認してください。
- 通常月の支払総額はいくらですか
- 入塾金はいくらですか
- 教材費はいくらですか
- 管理費・施設費はいくらですか
- 模試代はいくらですか
- 春・夏・冬の講習は必須ですか
- 中3では月謝が上がりますか
- 受験対策講座は別料金ですか
- 1年間の概算総額はいくらですか
- 途中で科目数・回数を減らせますか
この10項目を同じ条件で複数塾に聞けば比較しやすくなります。
長期・高額な塾契約には特定商取引法が関係する場合がある
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、一定条件を満たす学習塾契約は「特定継続的役務提供」の対象です。
学習塾の場合、原則として、
- 契約期間が2か月を超える
- 契約総額が5万円を超える
ものが対象となります。
契約総額には、
- 入学金
- 受講料
- 教材費
- 施設利用費
- 関連商品の販売
なども含めて判断されます。
したがって、
「月謝は2万円だから5万円以下」
とは限りません。
長期契約全体の総額で確認します。
対象契約ならクーリング・オフ制度がある
特定継続的役務提供に該当する場合、法定の契約書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、原則として書面または電磁的記録によるクーリング・オフができます。
また、クーリング・オフ期間を過ぎても、対象契約では中途解約できる仕組みがあります。
「年間契約だから途中で絶対辞められない」
と自己判断しないでください。
学習塾の中途解約で請求できる額にも上限がある
特定継続的役務に該当する学習塾契約では、中途解約時に事業者が請求できる損害賠償等について法定の上限があります。
授業開始前
1万1,000円
授業開始後
すでに提供された授業の対価に加えて、
2万円 または 1か月分の授業料相当額
のいずれか低い額が、通常生ずる損害として請求できる上限です。
これは対象契約についての法令上のルールです。
すべての塾契約へ一律適用されるわけではないため、契約内容と適用条件を確認してください。
「月謝制」でも契約書は読む
月謝制だから安全、というわけでもありません。
確認したいのは、
- 退塾申請期限
- 翌月分の扱い
- 講習キャンセル
- 教材返金
- 休塾制度
- 振替
- 自動更新
です。
特に、
「退塾は前月10日まで」
など期限が設定されている場合があります。
入塾時に一度確認しておく方がよいでしょう。
よくある失敗1|月謝だけで決める
年間総額を見てください。
最も多い失敗です。
よくある失敗2|講習費を予算に入れない
通常月謝より夏期講習の方が高くなる月もあります。
よくある失敗3|5教科全部必要だと思う
本人の課題が限定されているなら、必要科目だけでも構いません。
よくある失敗4|高いほど成績が上がると思う
料金と本人との相性は別です。
よくある失敗5|安さだけで選ぶ
必要なサポートがないと、後から別サービスを追加し、結果的に高くなる場合があります。
よくある失敗6|中3の料金を確認しない
受験学年で授業数・講習・模試が増えることがあります。
中1入塾時でも、
「中3なら年間いくらくらいになりますか」
と聞いて構いません。
よくある質問
Q1.中学生の塾代の平均はいくらですか?
文部科学省の令和5年度子供の学習費調査の2026年1月訂正版では、年間学習塾費平均は公立中学校230,385円、私立中学校168,058円です。これは塾代0円の家庭も含む平均です。
Q2.実際に塾へ通っている家庭の平均はいくらですか?
年間1円以上学習塾費を支出した家庭だけでは、公立中学校約34万9,000円、私立中学校約32万8,000円です。
Q3.中学生で月3万円の塾代は高いですか?
年間36万円になるため、全国データと比べて極端に珍しい水準ではありません。ただし、講習・教材・模試を含むかによって実際の年間負担は変わります。
Q4.中3は塾代が高くなりますか?
文部科学省調査では、公立中学校の年間学習塾費は中1が133,647円、中2が213,759円、中3が341,220円となっており、学年とともに増えています。
Q5.個別指導は集団塾より高いですか?
一般的には同じ時間・回数なら個別指導の方が高くなりやすいですが、受講回数や科目数によります。必ず同条件の年間総額で比較してください。
Q6.夏期講習は必ず受けないといけませんか?
塾によります。必須か任意か、通常授業との併用が必要かを契約前に確認してください。
Q7.中高一貫校でも塾代は同じですか?
高校受験を行わない場合、受験塾と同じ使い方をする必要はありません。英語・数学など必要な科目だけ個別指導を利用する方法もあります。
Q8.塾代を安くする方法はありますか?
必要科目だけ受講する、授業回数を調整する、自学できる科目は家庭で進める、オンライン指導と比較するなどの方法があります。
Q9.年間契約の塾を途中で辞められますか?
契約内容によります。一定条件を満たす学習塾契約では、特定商取引法上のクーリング・オフや中途解約制度の対象となる場合があります。
まとめ|塾代は「月謝」より「年間総額÷得られる支援」で判断する
中学生の塾代を考えるとき、
「月2万円だから安い」 「月4万円だから高い」
と月謝だけで判断しないことが重要です。
文部科学省の2026年1月訂正版データでは、中学校の年間学習塾費平均は、
公立中学校:230,385円 私立中学校:168,058円
です。
実際に塾代を支出している家庭だけなら、
公立中学校:約34万9,000円 私立中学校:約32万8,000円
まで上がります。
さらに公立中3では、全家庭平均でも年間341,220円です。
塾を選ぶ際には、
- 月謝
- 入塾金
- 教材費
- 管理・施設費
- 模試
- 季節講習
- 受験対策
- 交通費
まで合計してください。
そのうえで、
その年間費用で、本人に本当に必要な指導を受けられるか
を判断します。
最も安い塾が最適とは限りません。
最も高い塾が最適とも限りません。
必要な支援だけを適切な費用で受けられることが、塾選びでは重要です。
参考にした主な公式情報
- 文部科学省「結果の概要-令和5年度子供の学習費調査」
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00002.html
- 文部科学省「令和3年度調査及び令和5年度調査について」
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/seigo_001.html
- 文部科学省「子供の学習費調査」
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/1268091.htm
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供」
https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供Q&A」
https://www.no-trouble.caa.go.jp/qa/continuousservices.html
情報確認日:2026年10月6日
塾代を増やしすぎず、必要な部分だけ個別に補いたい保護者様へ
塾代を考えるとき、必ずしも5教科すべてを週何回も受講する必要はありません。
例えば、
「学校英語だけ分からない」 「中高一貫校の定期テストだけ対策したい」 「数学は自分でできるので英語だけ見てほしい」
という場合は、必要な科目へ絞って個別指導を利用する方法があります。
慶英会では、中学生・中高一貫校生を対象にオンライン個別指導を行っています。
通塾時間が不要で、学校教材・定期テスト・NEW TREASURE(ニュートレジャー)など、現在必要な内容に合わせて指導できるため、必要以上に科目や講座を増やさず学習設計を行うことも可能です。
まず現在の学校成績と教材を確認し、どこに外部指導が必要なのかを整理してから塾代を考えると、過剰な受講を避けやすくなります。
最大1か月の完全無料体験を実施しています。
慶英会公式サイト https://keio-edu.com/









