
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
ホライゾン学園仙台小学校では算数・理科などの教科学習を主に英語で行う英語イマージョン教育を実践し、国際バカロレアPYPの探究学習を取り入れています。英語の会話は理解できても、理科の文章で『何を測ったか・何を測っていないか』『観察結果と原因の推測』を読み違える小5・小6には、専門語を増やすだけでなく条件と根拠の整理が必要です。本記事では学校の実際の実験・試験を再現せず、慶英会が新しく作成した4つの理科英文と独自40問、全解答・全文和訳を掲載します。
結論|英語の理科は『実験条件・観察・限界』を3つに分ける
英語で理科を学ぶときは、主語・動詞を見つけた後、①条件(同じにしたものと変えたもの)、②観察(数値・測定結果)、③まだ言い切れない点(未測定の温度や対象の少なさ)に分けましょう。例えばGroup A grew more plants.という事実からSunlight was the only cause.と断定するには追加の検証が必要です。実験を英語で説明する力は、将来の中学英語の初見読解・英作文にも応用できます。
学校公式の英語イマージョン・EAL・英検に関する重要事項
ホライゾン学園仙台小学校の学校公式『教育構想』では、教科のおよそ5割を英語で学び、PYPの6つの探究テーマを通した学習と、日本語・英語両方での表現を重視すると案内しています。学校公式FAQでは算数・理科を主に英語で学び、まとめや定着を日本語でも行うと説明しています。高学年ほど抽象的な内容が増えるため、英語を追加言語として学ぶ児童にはEAL担当教員が担任や英語担当者と連携して支援する仕組みがあります。
重要な違いとして、学校公式『教育課程』は英検など資格試験のための特別対策を学校カリキュラムに設けていないと明記しています。英語イマージョンで育てる学習内容を、英検の級別試験形式と同一視してはいけません。本記事の40問も学校の英検対策授業・本番問題ではなく、理科英語の読解・記述を深める独自教材です。
なぜ理科英語は読めても設問で失点するのか
1. 図表の母数を見落とす:各班10個なのか、全体10個なのかで計算は変わる。
2. 変えた条件が複数ある:日光だけでなく温度・地面・測定時刻も異なれば、原因を一つに決められない。
3. 事実と仮説を混同する:may・suggest・couldは確定した結果を表すとは限らない。
4. 英語の否定や数量を落とす:not every・only・fewer・less than halfなどを読み違える。
5. 自分の英文に書き換えられない:見本は読めても、過去形・比較級・受動態を正確に使えるか別に確認する。
慶英会オリジナル40問|問題編
以下の実験・調査は学校内で実施された実測データではなく、読解と批判的思考のための架空の学習素材です。試験問題・教科書本文・写真は転載していません。
理科英文1:A|種の発芽と日光の関係
A class wanted to learn how sunlight affects the growth of small plants. Group A placed ten pots near a sunny window, while Group B placed ten pots in a shaded corner. Both groups gave their plants the same amount of water. After seven days, eight seeds in Group A and six seeds in Group B had started to grow. One student said sunlight caused the difference. Another student noticed that the temperature had not been measured. The class decided to repeat the study and record the temperature, too. The students learned that a result is not always proof of its cause.
1. What was the aim of the study?
2. How many pots did each group use?
3. Where did Group B put its pots?
4. What condition was the same in both groups?
5. How many seeds started growing in Group A?
6. What was the numerical difference?
7. What had not been measured?
8. Why did the class plan another study?
理科英文2:B|水の温度と氷の変化
Students compared two identical cups with the same amount of ice. They put one cup in a warm room and the other in a cooler room. After fifteen minutes, the warm-room cup contained more liquid water. The students recorded the room temperatures, but they had not measured the size of every ice piece. The teacher explained that the observation suggested a relationship between temperature and melting, but the class should repeat the test with equally sized pieces. They also needed to record the time carefully. The group wrote its conclusion using the word may instead of claiming that every piece of ice always melts at the same speed.
9. How many cups did the students compare?
10. What did the cups contain?
11. Where did the first cup go?
12. When did the students check the result?
13. Which cup had more liquid water?
14. What had not been measured?
15. What improvement did the teacher suggest?
16. Why was the word may appropriate?
理科英文3:C|影の長さと測定時刻
A group measured the shadow of a stick in the schoolyard. At nine in the morning, the shadow was long. Around noon, it was shorter. Later in the afternoon, it became longer again. The students used the same stick and measured on the same day, but one measurement was taken on uneven ground. Their teacher asked them to repeat the observation on a flat surface and write down the exact times. The class made a simple graph showing that the shadow length changed during the day. They did not claim that the same values would be recorded in every season.
17. What did the group measure?
18. When was the shadow long in the morning?
19. What happened around noon?
20. What happened later in the afternoon?
21. Did they use different sticks?
22. What was wrong with one measurement?
23. What two things did the teacher request?
24. Did the class claim identical results in every season?
理科英文4:D|学校のごみ分別と調査の限界
Thirty students answered a question about recycling at school. Fourteen said they always checked labels before throwing things away, ten said they sometimes checked them, and six said they rarely checked them. A student wrote, ‘Most students always check labels.’ The teacher pointed out that fourteen out of thirty was less than half, so the statement was inaccurate. The class corrected its report and planned to place clearer signs near the recycling bins. The survey was conducted in only one class, so the students also decided to ask other classes before describing habits across the whole school.
25. How many students answered?
26. How many always checked labels?
27. How many sometimes checked labels?
28. How many rarely checked labels?
29. Was fourteen more than half of thirty?
30. Why did the teacher correct the sentence?
31. What change did the class plan near the bins?
32. Why would the students ask other classes?
英文を自分で書く(33〜40)
33. 「2つのグループは同じ量の水を使いました」を英訳。
34. 「私たちは温度をまだ測っていません」を英訳。
35. 「午後の影は正午より長かった」を英訳。
36. 「この調査は1クラスだけで行われました」を英訳。
37. 「この数字だけでは原因を証明できません」を英訳。
38. 「次回は氷の大きさをそろえるべきです」を英訳。
39. 「どの時刻に測ったか記録してください」を英訳。
40. 「30人中14人が表示を毎回確認します」を英訳。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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全40問の模範解答・全文和訳・根拠解説
A|種の発芽と日光の関係|全文和訳と全解答
【全文和訳】あるクラスは日光が小さな植物の成長にどう関係するか調べようとしました。A班は10個の鉢を日当たりのよい窓のそばに置き、B班は10個を日陰に置きました。両班とも同じ量の水を与えました。7日後、A班は8粒、B班は6粒が育ち始めました。日光が差の原因だと述べた生徒がいましたが、別の生徒は温度を測っていないと気づきました。クラスは温度も記録して再調査することにしました。結果が必ずしも原因の証明とは限らないと学びました。
1. 【答】To learn how sunlight affects plant growth. 【理由】研究の目的を問う。
2. 【答】Ten. 【理由】each groupで10個ずつ。
3. 【答】In a shaded corner. 【理由】日陰という条件。
4. 【答】The amount of water. 【理由】同量の水。
5. 【答】Eight. 【理由】A班8粒。
6. 【答】Two seeds. 【理由】8と6の差は2。
7. 【答】Temperature. 【理由】温度は未測定。
8. 【答】To record temperature and test the explanation more carefully. 【理由】観察と原因を分ける。
B|水の温度と氷の変化|全文和訳と全解答
【全文和訳】生徒たちは同じ量の氷を入れた同じ形のコップ2つを比べました。一方を暖かい部屋に、もう一方を涼しい部屋に置きました。15分後、暖かい部屋のコップに液体の水が多くありました。部屋の温度は記録しましたが、氷一つひとつの大きさは測定していませんでした。先生は観察から温度と融解の関係が示唆される一方、大きさをそろえて再試験すべきだと説明しました。時間も正確に記録する必要がありました。班は氷がいつも同じ速度で溶けると断定せずmayを用いて結論を書きました。
9. 【答】Two. 【理由】コップ2つ。
10. 【答】The same amount of ice. 【理由】同量の氷。
11. 【答】Into a warm room. 【理由】暖かい場所。
12. 【答】After fifteen minutes. 【理由】15分後。
13. 【答】The warm-room cup. 【理由】暖かい部屋の方。
14. 【答】The size of every piece of ice. 【理由】氷の大きさ。
15. 【答】Repeat the test with equally sized pieces. 【理由】氷片の大きさをそろえる。
16. 【答】Because one observation did not prove what always happens. 【理由】一回の観察を一般化しない。
C|影の長さと測定時刻|全文和訳と全解答
【全文和訳】ある班は校庭で棒の影の長さを測りました。午前9時には影が長く、正午ごろには短く、午後遅くには再び長くなりました。同じ棒を使い同じ日に測りましたが、1回はでこぼこの地面で測定していました。先生は平らな場所で観察を繰り返し、正確な時刻を書き留めるよう求めました。クラスは一日の中で影の長さが変わったことを簡単なグラフにしました。すべての季節に同じ数値が出るとは断定しませんでした。
17. 【答】The shadow of a stick. 【理由】測定対象は棒の影。
18. 【答】At nine. 【理由】午前9時。
19. 【答】The shadow became shorter. 【理由】正午ごろに短くなる。
20. 【答】The shadow became longer again. 【理由】午後に再び長くなる。
21. 【答】No. 【理由】同じ棒を使用。
22. 【答】It was taken on uneven ground. 【理由】地面が平らでない。
23. 【答】A flat surface and exact times. 【理由】測定場所と時刻の改善。
24. 【答】No. 【理由】季節をまたぐ一般化はしていない。
D|学校のごみ分別と調査の限界|全文和訳と全解答
【全文和訳】30人の生徒が学校でのリサイクルについて答えました。14人は捨てる前にいつも表示を確認する、10人はときどき確認する、6人はほとんど確認しないと答えました。ある生徒は『ほとんどの生徒がいつも表示を確認する』と書きましたが、先生は30人中14人は半分未満であり、その記述は不正確だと指摘しました。クラスは報告を修正し、分別箱の近くにより分かりやすい表示を置く予定を立てました。また、調査は1クラスのみだったので、学校全体の習慣を説明する前に他のクラスにも尋ねることにしました。
25. 【答】Thirty. 【理由】母数は30人。
26. 【答】Fourteen. 【理由】いつも確認する14人。
27. 【答】Ten. 【理由】ときどき確認10人。
28. 【答】Six. 【理由】ほとんど確認しない6人。
29. 【答】No. 【理由】14は15未満。
30. 【答】Because most was not supported by the numbers. 【理由】mostは過半数を示すが未達。
31. 【答】Clearer signs. 【理由】分別箱の表示を改善。
32. 【答】To avoid treating one class as the whole school. 【理由】調査範囲を広げるため。
33〜40の模範英作文
33. 【模範解答】Both groups used the same amount of water. 【解説】both groupsとsame amount。
34. 【模範解答】We have not measured the temperature yet. 【解説】現在完了の否定。未習なら学校で学んでから扱う。
35. 【模範解答】The afternoon shadow was longer than the noon shadow. 【解説】比較級longer than。
36. 【模範解答】The survey was conducted in only one class. 【解説】受動態was conducted。
37. 【模範解答】These numbers alone cannot prove the cause. 【解説】cannotの後は原形。
38. 【模範解答】We should use equally sized ice pieces next time. 【解説】should+原形、equally sized。
39. 【模範解答】Please record the times when you measured the shadows. 【解説】recordとwhenの使い分け。
40. 【模範解答】Fourteen out of thirty students always check the labels. 【解説】out ofで母数を明記。
小5・小6の21日間の復習モデル
第1〜5日:種の成長について、日光・水・温度を別々の変数として整理し、本文の数字を正確に読む。
第6〜10日:氷の変化を読み、same amountとequally sizedの意味の違いを確認。観察と証明の違いを1文で説明する。
第11〜15日:影の長さで時刻の前後・比較級を整理し、平らでない地面という誤差の原因を英語で述べる。
第16〜19日:リサイクル調査の14/30、10/30、6/30を表にし、最多と過半数を区別する。
第20〜21日:33〜40の英作文を白紙で再現し、学校のScienceで配布された教材・担任からの指示を優先して復習する。
保護者向けFAQ
ホライゾン学園仙台小学校は理科・算数を英語で学びますか。
学校公式FAQは算数・理科を主に英語で学習し、日本語でもまとめ・定着を図ると案内しています。
英語の理科が難しい児童には学校内の支援がありますか。
学校公式は英語を追加言語として学ぶ児童のためにEAL担当教員が担任等と連携すると説明しています。本人への適用は学校で確認してください。
英検対策授業は学校で実施していますか。
学校公式は英検などの資格試験向け特別対策をカリキュラム内では実施しないと明記しています。外部の受験準備とは区別してください。
この40問は実際の学校のScience試験ですか。
いいえ。英語の理科で使う条件・根拠を学ぶために慶英会が創作した問題です。
小学生に現在完了や受動態まで必要ですか。
学校の学習進度に合わせて、未習なら33〜40の高度な文法は後から扱ってください。読解ではまず事実・数字の理解を優先します。
学校公式資料と関連教材
公式資料確認日:2026年11月4日。学校の現在のカリキュラム・課題・児童個別の学習支援は最新の学校案内を優先してください。
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